パーマロイ跡地のマンション建設
2009年12月25日付けで看板が掲示されました。
9階建て、高さ29.12m とあります。当初、住民に説明した、15階建ての計画からは、低く設計変更しています。
となりの新宿区の高さ制限30mに合わせたかたちです。
着工は2010年5月1日、完了は2011年末の予定です。
建築主は三菱地所とあり、パーマロイ社との共同ではありません。
パーマロイ社はすでに土地を三菱地所に売却したのでしょうか。
いずれにせよ、2010年1月26日の住民への説明会で、くわしいことはわかるでしょう。
開催案内文書 → こちら (PDFファイル)
マンション建設計画について、事業主は2009年12月24日、近隣住民に文書「お知らせ看板設置のご案内」を配りました。 → こちら (PDFファイル)
文書は、予定工期を、2010年5月1日から2011年12月末までとしています。
条例にもとづく、近隣住民への建設計画の説明会は、2010年1月26日(火)午後7時から、東中野小学校跡地の集会所(校庭の奥)で開かれます。 開催案内文書 → こちら
三菱地所と設計事務所が8月19日に水質改善作業の説明会を開きました。
説明会の資料 → こちら
説明会の案内 → こちら
6月18日に住民は都知事と中野区長に署名を提出しました。
都知事あて → こちら (PDFファイル、1枚) 中野区長あて → こちら (PDFファイル、1枚)
脱法的な「開発」を許可しないよう、中野区と東京都に要望署名 |
6月1日開かれた、住環境を守る住民のつどいは、地域の人たちに2つの署名をよびかけることを決めました。よびかけ文は → こちら (PDFファイル、1枚)
中野区長あての署名 → こちら (PDFファイル、1枚)
東京都知事あての署名 → こちら (PDFファイル、1枚)
署名は直接には、中野区と東京都に、法を曲げる「開発」を認めないよう求めるものです。
同時に、その署名にあらわされた住民の声は、事業主2社にたいして、近隣の住環境を守る方向でマンション建設の計画を修正するよう求める内容をもっています。
建物の高さ、日照、風害などで近隣住民の生活をできるだけ尊重する、空間の圧迫感をできるだけ少なくする、植栽や公開空地(公園、憩える場所)を設けるなど、住民の声が反映された計画になるためにも、この署名を広げていると、よびかけ人の住民たちは説明しています。
住民有志16人がよびかけて、6月1日に住民のつどいが開かれます。 → こちら (PDFファイル、1枚)
三菱地所と共同しマンションを建設する計画 7月に住民説明会 |
5月14日中野パーマロイ工場跡地利用報告会が東中野集会所で開かれました。
中野パーマロイ株式会社の後藤社長は、土地を売却するのでなく、三菱地所をパートナーとし、マンションを建てるとのべました。
三菱地所株式会社住宅事業部の黒松参事は、三菱地所が共同事業者に内定したとのべました。土地の調査を実施するのと並行して、中野区と協議をして、計画をたてていくと説明しました。
調査は、地下水水質調査(5月25日~6月2日)、環境騒音調査(6月3日~15日)、地盤調査(ボーリング調査、6月15日~23日)。
等価交換とは、土地をパーマロイ社が出し、建設費を三菱地所が出し、持ち分は負担に応じて決めるというものです。三菱地所は住戸を分譲するでしょう。パーマロイは、持ち分を、住宅(社長、社員)と事務所にあてます。一部を賃貸にします。
パーマロイ社が跡地利用プランを求めていた開発業者は9社でした。そのなかから三菱地所に決めた理由については、採算性、デザイン、信頼度、神田川と桜に合うプランだから、地域から同社が出ていかなくてすむ案だから、などいろいろあげました。
高さ、位置など具体的な計画内容についての質問には答えず、まだ決まっていない、の一点張りでした。
これにたいして住民からは、検討中の計画を住民に開示するよう求める意見が続出しました。
三菱地所を選んだのは、プランがよかったからというのだから、その存在するプランを開示することは可能ではないか、建設計画を決定してしまう前に検討途中の案を住民に開示すべきではないか、計画を決定した後に説明会を開催しても決まった計画の住民への押しつけの場になってしまう、などなどの意見が出ました。
結局、調査が済んだ7月に住民説明会を開催することについては、三菱地所は拒否を明言はしませんでした。開催を「検討する」と答えました。
報告会で配られた文書2点 → こちら (PDFファイル)
パーマロイ社は5月1日、近隣住民対象の工場跡地利用報告会を5月14日(木)午後7時から教職員寮1階東中野集会所で開くとして、お知らせ文書を近隣住民に配りました。 文書は → こちら (1枚、PDFファイル)
パーマロイ社は、2009年3月10日に開いた、工事完了の住民説明会で、跡地活用の説明会を5月に開催するとのべました。説明会のくわしい報告は → こちら
↓敷地全面のブルーシート(上。右上が東中野小学校)。風があるとめくりあがります(下)。
「ブルーシートは約1年もつ。最善の方法だ」と施工会社はいいますが… (09年3月23日撮影)
東中野小学校の南側にあるパーマロイの工場(東中野5丁目22)が2007年7月末に転出しました。その後、解体工事と土壌検査をしました。土壌から有害物質が検出され、土壌の入れ替え工事が、本格的には2008年9月にはじまり、2009年3月の完了しました。
09年3月10日開催の説明会で配られた、工事の報告書 → こちら (工事結果概要、実施範囲、環境保全対策など)
後は、民間開発業者による大型マンション建設なのでしょうか。
パーマロイは、跡地について、売却するかどうかなどは、決めていないといいます。しかし、住民のあいだには、隣接する駐車場もふくめ跡地4800㎡を同社が売却し、デベロッパーがマンションを建てるとの意見が強いです。
マンション建設のための予備調査がはじまっています。すでに数年前から、デベロッパー数社が中野区の当該課を調査に訪れています。
早稲田通りから第三中学校へ向かう道路が土地に接しています。その幅が6㍍ないため建築には制限があり、高いものは建てられないはずですが、日本閣のようなことがおきないか、周辺住民は心配しています。
中野パーマロイ(株)中野工場 土壌調査結果と汚染土の搬出 |
2008年4月20日開催の地元住民への説明会での配布文書
「中野パーマロイ(株)中野工場 土壌調査調査 結果及び今後の対応についての報告」
→ こちら
内容 1,調査方法 2,調査結果 3,基準超過土壌の対策範囲 4,人体への影響について 5,対策について 6,工事車両通行経路 7,対策工事の環境保全対策
2007年10月28日解体工事説明会 → こちら
↑工事中=08年10月14日 右上は東中野小学校、左に神田川
↓ 09年1月7日
北新宿3丁目のJR変電所跡地(JR線路南側、神田川に接する場所)のマンション建設は2007年6月にはじまりました。
地元説明会で批判する声があがったためか、当初のワンルーム 302戸をファミリータイプ中心の128戸に変更しています。
接する道路の幅が6㍍より狭いので、高さが15㍍を超えられないため、5階建てです。東中野5丁目22の中野パーマロイの跡地も、接道は幅が6㍍ないところがあります。
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