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 東中野小学校閉校後の暫定利用についての説明会 第2回 議事録



日時:2008917日 午後7時半〜9


場所:東中野地域センター


区職員:東中野地域センター長横山、区民生活部遠藤、区民生活部大沼、教育委員会学校教育担当寺嶋、子ども家庭部瀬田、地域こども家庭視点センター担当野村



横山:説明会の日程が変更となったことをお詫びする。資料に沿って説明する。5月に説明会を行い、その後色々な検討・ご指摘を頂いて今回具体的にまとめてきた。


 資料の1は利用できる活動用途で①〜④まで掲げてある。現在の地域センターの利用用途を準用している。東中野小は閉校後、区立学校ではなくなるので実質的に区民施設という位置づけになるので、地域センターに全て準ずる。

(以後、資料の読み上げ)


遠藤:これから質問を受けます。

住民:今回の説明会について、自分のところには8月中に通知が来たが、近所の人は知らなかった。当然公平な説明会だと思っていたが掲示板にも貼っていないので、電話をしてこれは特定の団体だけに対する説明会かと聞いたらそうではないという返事だった。


でも今日入ってくる時に名簿が置いてあり、これはやはり現在登録している特定の団体に対する説明会のように思われる。地域全体・区民全体に対する説明会を開催するべきだと思う。


また、本日の説明会の記録は誰が取っているのか。


横山:本日の説明会は特定の団体に限ったものではない。この地域に対する地域説明会という位置づけだ。


8月末に日程設定したが、再検討する必要があったので日程を変更させていただいた。そのため通知の発送が遅くなった。それと掲示も遅れた。


名簿が置いてあるのは、現在登録している団体には全て周知をしなければならないからだ。


また、正式な記録を作成する予定はない。ただ質疑応答に対して区として対応すべきこと、調整すべき事があればこの考え方に反映させたいので地域センターの方でメモをとらせていただく。


住民:その内容については議会に報告するか?


横山:説明会の内容を報告するというよりも、説明会をふまえて利用方法をどのようにするかということで報告をする。


住民:説明会をして、区民の意見を聞いて、それを議会に反映するべきだと思うが。区民の意見を議会に報告しないということですね?


横山:違います。皆さんの意見をふまえて、区の方で修正すべきは修正し、その結果を議会に報告する。


住民:議会に報告するということで了解した。では、利用対象外の部分についてはどのように活用するのか? 


この資料に書かれているのはほんの一部だ。今、小学校敷地内の不審者への対応も問題になっているが、空欄になっている部分についてはどのような活用をするのか、またどのような安全対策をするのか、併せて説明してもらわないと、うっかり子どもをやって不審者が隠れていたりすると困る。この部分について必ず説明をいただきたい。


横山:残りの部分については使用対象外ということだ。一時避難所としては全ての施設を使うと考えている。機械警備はそのまま残すし、利用団体が利用中は管理人がいる。


住民:住民が利用する場ではないと理解したが、では誰が利用する場なのか?


横山:利用対象外ということで一切利用はしない。避難所としての利用だけである。若干物を置くということはあるかもしれない。


住民:防犯対策についてはどうか。


横山:機械をかけておく。


住民:2階・3階についてはガードマンを配置するわけではなく機械対応と。


横山:機械対応と、それから23階と1階の一部は立ち入り禁止と何らかの遮蔽物を作る予定。


住民:現在の利用団体に対する優先をいろいろ設けているが、これは何のためか?自分も団体に所属しているが、まるで「あなた達を優先しますからこれで納得してくださいよ」と言われているようで非常に不快だ。全地域的に公平にやっていただくためには、変な優先など設けないでほしい。


横山:優先したのは、現在利用している団体がほぼ現状の活動を維持できるようという配慮からだ。反対の意見のようだが、基本的にはこの考えでいきたい。


住民:実際に不満を言われるのは我々だ。後から登録した人達にどのように説明するのか知らないが、「あなたたちはいいですねえ、先に登録したから優先なんですか」と我々が言われたときに困る。せっかく抽選をするなら、抽選というのは公平な抽選でなければ意味を成さない。優先順位を設けた抽選は他の区ではやられていないし、そういうのはしない方が良い。


横山:現在でも地域センターでは地元の人が最優先だ。地域センターは地域の施設なので地元の人を優先する。東中野についても、これは暫定的な活用であって、本来であればこれまで使っていた方が使いたいだろうという想定から、今まで使っていた方を優先するのも一つの考え方だろう、地域施設としてはその考え方が良いのではないかと思った。


住民:地元の人たちで、新たに名前を変えて団体登録をした場合は優先順位が後になる。それは不公平ではないか?


横山:現在使っている団体が名前を変えるということか?


住民:地域住民の方が登録したいという場合、私達は前から登録していたから優先ですよ、この人たちは同じように昔から住んでいたのに登録順番が後だから優先順位は後ですよ、という風になってしまうと我々も恨まれて困る。

横山:もしそのような声が多ければ考えなければいけないのかもしれない。でも、現在地域センターを利用している団体がある。今まで学校は目的外ということだったが、需要があったのでその部分については活動が継続できるように保障しなければならないだろうということで優先を設けた。


住民:具体的に言うと、幼児や私立に通っている子ども達は団体に登録していない。でも土日はここの校庭開放で遊んでいた。登録しなければならないから私立の子ども数人で登録しようという時に優先順位が後になるが。


横山:実際にそのような動きがあった場合に、実際利用していたということであれば個別対応を考えなければいけないと思うが、現在としてはこの考え方で行く。新たに団体登録をする際に、現在東中野小学校を利用しているのかについて個別に相談する。


住民:わざわざ優先順位を登録順に設けなければならない理由が分からないが。


横山:現在東中野小学校を利用している団体が全部第一順位だ。


住民:これから登録する団体は優先順位が後になるということですよね?


横山:そうです。


住民:それはやはり不公平だと思う。それはどのように考えたら公平になるのか、皆さん理解できないと思うが。


横山:私の説明は先ほどと同じ答えになる。


住民:実は81日の文教委員会の議事録を読んだ。全区的に公平にやってくれという議員の意見があった。いくつかの党派から出ていた。全区的に公平にやるのは良いことだ。抽選をやるからには公平にやらないと抽選ではない。実際に不満を言われるのは我々だ。「あなた達は優先でいいですね」と直接我々の方に来られるので困る。抽選をやるからには公平にやってほしい。

横山:答えは同じだ。今回のやり方ではこのようにする。


住民:そのように議会に報告して下さい。


それから、工事や整備になぜ
6月かでかかるのかが不明だ。この間の説明会に出席した人の話を聞くと、工事の日程が決まっていないから6月だという答えだったようだが、工事の日程が決まっていないのに何故6月ということが明瞭になっているのか。


横山:これから具体的な工事内容を検討してからでないと分からない。


住民:では「6月」ということも言わないでほしい。


横山:予定としては6月を目指してという考えです。


住民:日程はいつごろできるのか?


横山:おそらく年明けてからになる。


住民:それまでは「6月」ということは言わないでほしい。それから、「陽だまりの丘」(保育園)の園庭開放について、この間持ち帰って確認して報告するという話になっていたようだが、質問した本人が今日は出席できないので自分が代わりに聞きたい。


職員:園庭開放ではなく、パパ・ママ・ルールとか親子体験保育とか育児講座を10月から実施すると聞いている。他に栄養士を呼んでの講座は4月以降で検討しており、また後日報告する。


住民:10月というと、あと2週間だができるのか?


職員:108日ぐらいから始まると聞いている。


住民:2週間前にはお知らせをいただきたい。それから、施設活用の金額はどこから出たものか?


横山:使用料は地域センターの使用料を基準にとった。


住民:地域センターの利用料をそのまま適用するということは、自分は中野区の他の施設をしらないが、他のセンターと同じサービスを提供してもらえるという風に理解されるが、これはただの小学校だ。公平な設備と公平なサービスを提供するのではないのにもかかわらず、同じ金額を請求するというのは如何なものかと思うが。


横山:一つ一つ詳細に対応を考えると難しい。15センター統一の料金を取らせて頂いている。地域センターと同じく地域の施設ということで地域センターの算定の考え方を使った。


住民:これが地域センターとして建設されたものであれば、これだけの金額を払うことに区民は納得すると思うが、ただの小学校の古い跡を、何も直さずに使うにもかかわらず、同じ金額を請求されて払う人はいない。この間までの話し合いでは使用料を取るという話は一切なかった。冒頭に「今までの説明会での意見をまとめてこの資料を作った」と言っていたが、使用料については今まで一切話が出てきていなかった。


使用料について話がでたのは
81日の文教委員会の時だ。教育委員会が無料で利用する提案をしたところ、議員から全区的に公平に、地域センター条例にもとづいて金額を請求するべきではないかという意見が出て、その後こういう風になった。


議員の言うなりになっているのかもしれないが、全区的に公平に地域センター条例を適用するのであれば、これは仮の利用すなわち暫定利用ではなく、これだけの金額を請求するということは利用する側にも権利が出るので、永久利用とさせてもらわないと話が合わない。


横山:基本的には暫定的である。暫定的なので、特別の使用料を算定するという考え方は今回はとらなかった。地域の施設として同じような利用をしていただけるよう配慮したので、全て地域センターに準ずるようにした。(資料の)①〜④は無料である。⑤だけについて利用料を請求する。


住民:問題なのは高額の金額。体育館や校庭にこれだけの金額を請求するというのはどうか。この間まで学校の施設であったものを、まるでもともと区のセンターとして作ったものであるかのような金額を取られるというのはおかしい。


暫定利用ということは仮ということだ。予定ということであって変更の可能性も残されている。即ち今後使えない可能性もある、それが暫定利用だ。そんな不安定なものであるにもかかわらず登録をするとか使用料を取るとかいう対応をしなければならないのはおかしい。


暫定利用なんだから使用料なんか取る必要はないし、登録も必要ない。

横山:施設の使用料については暫定かどうかということは直接は関係ない。税金負担と利用者の自己負担という考え方で使用料を算定している。利用する代価としての使用料を取ることとしては他の施設と同じということだ。


住民:それなら区として責任を持って、金額に見合うだけのサービスを提供するということだ。それなら暫定利用というような不安定なものではなくて永久利用とするべきだ。


横山:永久利用は考えていない。サービスとしては集会室にここ(資料)に書かれているような維持管理をするということだ。


住民:施設の内容についてはどうか?体育館も小学校のそのままだと思うが。


横山:地域センターも全て全く同じ設備条件ではない。共通の単価で考えさせていただいている。


住民:同じように建設したものでなければ同じサービスは受けられないので、特に体育館についてはこの金額を請求するべきではない。


横山:同じ答えの繰り返しになる。


住民:どこへ報告するのか?どこへ訴えたらいいのか?


横山:意見があったことについては報告等させていただくと思うが、現時点では使用料についての変更は考えていない。


住民:どこが検討するのか?部署は?


横山:私共地域センターだ。


住民:地域センターだけでこの金額を検討するということですね?


横山:だけということではない。町内の意見をとった上で報告する。


住民:町内と地域センターで金額を決めるのか?


職員:使用料についてはこのような形で地域に説明会を行ったということで議会に報告し、説明した。使用料は区が決定したものであって、我々としてはこの使用料。しかもこれは今までのセンターの使用料にもとづいて計算したものであって、我々としては変える予定はない。


住民:人からお金を取るからには、どうしてこのような金額になるのかきちんと説明ができなければいけない。小学校の校庭を整備もしないでそのままなのにどうして2400円という数字なのか、きちんと説明ができないとお金を取るべきではない。我々もそれに対してお金を払う必要もない。お金を払ったからにはそれだけのサービスを提供していただかないといけない。同じように公平に。他に2400円の校庭があるのか自分は知らないが、他に1400円の体育館があるのか知らないが、他の2400円の何かと同等のものを提供していただかない限り、我々はこの金額を払わない。


横山:使用料についての説明ができていないという指摘があったが、使用料の算定の仕方は区として統一のものがある。その考え方に沿っている。


住民:それを公表してほしい。


横山:ちょうど公表されたので後ほどお示しできると思う。


住民:後ほどというのは、いつ頃誰に対して公表するのか?この金額については町中に貼り出すのか各戸配布するのか?東中野地域では全員はまだこれを知らない。これだけの金額を請求すると町中に知らせたら騒ぎになる。同時に金額を説明するものを添付しないとこれは理解できない。


横山:ご理解いただけるような説明の仕方をしたいと思う。


住民:いつまでにしてもらえるか?


横山:金額を変更することは考えていないので、決定したということで、利用する団体に説明する。


住民:利用する人だけではなくて、全区的にこれを周知するのはいつかと聞いた。


横山:全区的な周知は考えていない。この東中野地域4丁目・5丁目に周知する。


住民:東中野45丁目に金額とその説明を周知するのはいつかと聞いている。


横山:利用いただける目途がたって、工事期間がはっきりして、逆算した頃に日にちを設定して行う。


住民:年明けということですね?


横山:早くても年明け以降でないとできないと思う。


住民:その辺りをはっきりしてほしい。お金を取るということは責任も生じることだからいい加減にしないでほしい。


この間の説明会で、子ども達が利用できないと困るから、登録している団体(とちまるランド)が利用していない時間帯にどうやって利用したらいいかという質問に対して、新たな団体を起こすような人材育成をすると答えた人がいたようだ。人材育成というのはどんなマニュアルに基づいて、どんな指導員がついて、どんな予算がついてやるものなのか?


また、人材について募集を行うのか、給料を支払うような人材育成を考えているのか、区の職員を配置するつもりなのか、その辺りを明確にしてほしい。


職員:現在、子ども家庭部を中心に、子どものいる家庭と保護者向けに、地域の子育て広場とか、色々な活動の場の支援の一環として、区が子育て講座を始め、今年も予算をつけて具体的な事業に着手している。


東中野地域限定ではなくて、基本的に全区的な仕組みとして進めているが、講座を修了した方々の中で子育ての自主グループを作ったり、地域の中でできる範囲で活動していきたいという希望やお力を頂くのであれば、ニーズに合った地域を御紹介したり、そのようなことでこれからつないでいくことを考えている。


区の職員の派遣の話があったが、現在児童館の中に一部これから地域子ども家庭支援センターとかキッズプラザとか新たな利用をしていきたいと思う。


身近な地域の中で、現在ある施設を活用しながら充実をはかると共に、地域のさまざまな方の協議の場を設けながら、ボランティア的な活動や、児童館の職員も入って活動の支援をしていくようなこと(?)を考えている。


定期的に区の職員を派遣することは難しい。各地域ごとに子育ての実態を把握した上で、東中野地域でも進めていきたい。


具体的な話し合いの場も、これから地区懇談会など地域の方々にも声かけをして、いろんな形をとりながら進めていくよう考えている。


住民:すると現時点では、いつからボランティアが来るかなど具体的なことが分からない漠然とした状態だ。しかし東中野地域の校庭利用は半年後から始まる。しかも2年くらいの利用でしかない。すると間に合わないだろうという判断になるが。


職員:放課後子ども教室といった活動を進めて頂く場合、事業の中で広く呼びかけをして、今回の場所を使っていただくことは考えられると思う。何人をどれくらいまでと言った具体的な話はすすめていない。出来る限り、講座修了者や地域の方々に広がるように、情報提供などを進めていきたい。


住民:東中野45丁目の人たちが非常に暇な人たちだと認識しているようだが。ボランティアが出ることを想定しているように聞こえるが、世の中の人々はそんなに暇ではないので想定しない方が良い。現時点でどれくらいボランティアが出ると見込んでいるのか?


職員:現時点で何名と数字まで申し上げることはできない。いろんな関わりようがあろうかと思う。


住民:今講座をされているなら、参加者がどれくらいで、どの地域からどれくらい参加していて、だから東中野からこれくらいのボランティアが出るだろうと、具体的な数字を述べて欲しい。


職員:ちょっと今手元に用意していない。参加は二桁の数。

住民:講座に参加している方々の分布を見て、2年以内に東中野地域で活動されそうな方はどれくらいかということを早々に予測してほしい。それからこれではボランティア団体が足りないようだなということであればそれなりの対応を考えることもできる。


職員:他の方で御質問はありませんか。


住民:副区長が来た説明会では、東中野小がなくなっても、何も変わりませんよ、今まで通り使えますからというような説明だった。コーラスをやっている人もいるし、バレーボールをやっている人もいるが、今まで払わなくてよかったのに1400円も払わなければならなくなる。もう解散してくれということか?


コーラスの人はピアノが必要だが、ピアノが何処にも書いていない。さっき大きな音がどうの(禁止)と言っていたし、今まで小学校でやっていた方々にたいしてどうなのかなと思う。


自分たちは、何日の何時に何処でなにをやりますというのを求めているのではない。子どもが遊びに行きたい時間帯にいつでも遊びに行ける場所が欲しいのだ。


近所の未就学児の母親は、今までは学校が一番安全だったのに、これからどこへ遊びに行ったらいいかと困っている。ふらっと遊びに行くことが全くできなくなるのか? 


ボランティアの方が怪我した場合、お互い気まずい思いをするだろう。ボランティアの方も子育てをしているだろうし、あまりボランティアばかりに頼るのはどうかと思う。


横山:コーラスについては、体育館のピアノを使える。基本的には今までと同じように利用していただけるよう配慮した。


現在利用している団体が利用している場所や時間帯が活動の基本だと考えているので、それば確保できるようにしないといけないという点から抽選順位を設定した。


利用用途についても、現在区立の小学校の体育館についても地域センター条例を適用して有料・無料を決めている。体育館については
200円・300円だった。適正な金額は5000円程度なのだが、なかなか適正な金額にならず改訂が見送られてきた。

それと比べると大きな金額と受け取る気持ちは分かるが、地域センターと同じ算定式をとったので適正な代価を担って頂かなければならないので、他と同じようにはじいた金額なのでご理解いただきたい。


区のスポーツ施設は税金が
3割、利用者負担が7割だが、地域センターについては利用者負担が5割、税金が5割となっている。


職員:子どもがふらっと立ち寄れるような状況を作っていく努力はしたい。


先ほど説明した事業を団体としてやる場合、地域の中で呼びかけをして親御さんに参加していただくことはあろうかと思う。


ボランティアが怪我をした場合は、登録した団体が責任を持ってやることが基本となる。事業の内容によってはボランティアのサポートも期待できる。


住民:昔からここは児童館がなかった。場所があいたが、ここに児童館を造るのは無理か?


横山:今のは要望として受け止める。


住民:早急に検討をお願いする。


住民:小学校の近くに住んでいるが、安全面が心配だ。フェンスを越えれば誰でも入って来られる。不審者が入った時に警備の方にきちんと行くのか? もしまだ考えていないなら、早急に考えて欲しい。


また、子ども達の野球は校庭で日曜日の午後に練習をしているが、夏の間は朝のラジオ体操の後に練習をしている。みんな親子で一生懸命やっているので続けたいが、これ(資料)を見ると朝の時間はないので、今後そういう要望があった時はどうなるのか?


また、これは子どもの健全育成活動なので無料なのか?


最後に要望だが、暫定利用というのが気になる。この地域はみんなで一生懸命盛り上げている。東中野の跡地は地域のためになるものとして永久的に残して欲しい。


横山:現在、大抵の日は夜まで団体が利用している。民間委託の管理人が団体利用時間はいる。管理人がいない時間は機械警備である。


野球は町会から子どもの健全育成ということで届け出られているので無料となる。利用の仕方は個別に相談する。


5月の説明会で、東中野45丁目に必要な機能としては屋外スペース機能、保健福祉機能など5つほど挙げた。それについて地域に整備していきたいと説明した。具体的にはこの先になる。


住民:体育館を利用しているが、我々の団体は高齢者が多い。何歳以上を高齢者と考えているか?


横山:高齢者は65歳からとなっている。


住民:前は地域センターを借りる時は高齢者は無料と聞いたが。


横山:高齢者の健康作りや福祉関係、栄養の関係で使えば、保健福祉活動ということになるので、無料の扱いとなる。


住民:バレーボールのクラブチームで体育館を月4回利用している。今まで1200円だったのが5600円に値上がりする。小学校のママさんバレーから始めて、(子どもが)卒業後も続け、一生スポーツを続けていきたいという人たちだ。


区民全体の健康を考えても、これだけの料金を払わなければならなくなるよりは、地域やこの年代の人たちの健康活動ということで免除まではいかなくても値段をもう少し下げてもらえないか? 


他の学校にはママさんバレーとクラブチームがあるが、そこは小学校の体育館を使えば一回
300円で使える。よその小学校体育館に行こうといってもそこは使っている人がいるので入れない。


他のチームは小学校があるから安く使えるが、我々は小学校がなくなるから値段が上がるのはとても不満に思う。他のクラブチームと我々でお金が
5倍以上違う。


横山:気持ちは良く分かる。団体によって有料か無料かが決まるわけではない。使う目的によって決まる


障害者・高齢者のための健康作りや、栄養の関係だとか、そういう目的で使えば③に該当するので無料。


利用料金の算定式は地域センターの算定式。維持費や人件費を算定する。極力廃校後の見積もりができる額についてはその金額に置き換えて数字をはじいている。利用者負担割合も
7割から5割にした。


適正な使用の代価と考えているのでこの金額で了解してほしい。


住民:誰が用途を認めるのか? バレーボールの人が地域の福祉活動だといって登録したら、認められて無料になるのか?


横山:申し込みしたら地域センター職員が利用用途を聞く。それによって判断する。


疑ってかかるわけではないが、管理人がいて、近隣からの指摘・苦情もあるので、どうも申請と違うということであれば利用を禁止する。


住民:5月の説明会では石神副区長が「暫定利用というのはだいたい3年を目安にしているが、この地域に小学校の校庭に勝る代替地がないので、3年ということではなくてずっと使っていただくことになる」と何度か発言した。暫定利用がそれで良いのか確認したい。


今回の資料には「東中野小の本来用途が整備されるまで」とあるが、本来の用途が決まるのがいつなのか、今の段階でどういったものが一番決定事項に近いのか説明してほしい。


暫定利用ということがこ殊更に強調されているのが気になる。子どもの面倒をみる団体を立ち上げて、そこが頑張って子どもが遊べるようにサポートして下さるとして、年末年始以外放課後毎日とか、土日とか毎回校庭の予約を取り続けて、子ども達がいつふらっと遊びに来てもいいようにしないといけないという理解でよいか?


 
2か月前から毎日予約をきちんと入れて当番を立てて子ども達を見守るというのは、口で言うのは簡単だが非常に大変なことだ。今は(区の)職員で給料をもらっている人が仕事で来てくれている状態で維持されている活動を、どの程度まで地域・保護者だけでやっていかなければならないのかが不透明だ。


今まで通り校庭で遊べるかというと疑問だ。事故が起こった時は主催者(団体)の責任ということだったが、それもどうかと思う。今は「とちまる事業」で何らかの保険に入っているのだと思うが、そういう支援はないのか?


横山:5月の説明会では屋外オープンスペース機能が45丁目に必要だと言ったが、これにもとづいて整備していくという方針を説明した。その考え方については変更していない。


この跡地の本来用途は
10か年計画の改定後に決まる。今年・来年の2年かけて改定される。その後を考えても3年は暫定利用していただけるだろうと説明した。現時点ではそれ以上具体的なことは答えられない。


利用の仕方は基本的には毎月抽選会を経ていただく。また、子ども育成事業の優先利用があるので、もう少しまとめて押さえられるようになると思う。


職員:「とちまるランド」という団体と相談しているが、この団体の来年度の事業の中で「放課後子ども教室」というのがある。これは区が委託するという形態を取ろうかと考えている。そうすると事故が起こった場合の責任は区がとる。


その団体だけで
365日事業の展開ができれば願ったりかなったりだが、協力してもらえる方をできるだけ増やしたい。また、独自に新たな子ども育成の活動団体を立ち上げるということも考えられる。


区民公益活動の形で展開するのか、具体的になった段階で検討する。事業保険やボランティア保険という損害賠償もあるので何らかの保障は担保できる。事故がおこらないような見守り体制にしたい。


住民:団体の登録は申込書に書き込むのか?


横山:そうです。


住民:では早めにやります。

住民:暫定利用という言い方にこだわっているのが気になるという意見があったが、我々が思うのは具体的にどういうことかというと、「仮にしか使わせないよ」ということは即ち本来の使い方は別にあると言っているようなものだ。


23年後にあなた達は使えなくなりますよ、他の使い道は半ば決めているんですから」というのが暫定利用という表現だ。本当の利用方法を分かっているんだったらいつまで秘密にしておくつもりなのかと、それを我々が不満に思っているということを言いたい。


金額についてだが、自分以外からも不満の意見が出た。これだけの金額を請求するということに対しては、それ相応の説明をきちんと納得のいく形でできないと、お金を取ることはできない。


例えばこのボールペンに名前が何も書いてない時は
300円だった。でも「中野区」と書いてあるとこれが1400円になりますよと。そんなんでは、もともと同じボールペンですから誰も納得しません。


今回の説明会についても周知の仕方がいい加減だったが、この金額についても当然いい加減な周知をするのではないかと思う。


それでは正しくないので、年明け頃に金額と算定式だか説明文だか知らないが併記したものを、東中野
45丁目住民にきちんと周知できるように、いい加減なやり方ではなく各戸配布くらいのきちんとしたやり方で説明して欲しい。


横山:暫定利用についての不満・指摘があったが、秘密にしていることはない。本来の用途は決まっていない。


使用料は地域の区民施設と同様の使い方をしていただくということで、地域施設である地域センター条例による算定の考え方・算定式をそのまま使った。


使用料はいろいろな規定に乗っ取って、利用する方々に支払って頂く代価という性格のものだ。区の統一的な考え方に基づいて利用者負担割合や算入すべき経費について算定した額だ。


これについてはご理解いただきたい。周知の仕方はどうするか、各戸配布するところまでは現時点では考えていないが、ご利用頂く以上ははっきり分かるようにしておきたいと思う。


 先ほどの説明で一点間違いがあった。高齢者は65歳以上と言ったが、60歳の間違いだった。60歳以上が高齢者団体と規定されている。


遠藤:時間になったので終了させていただく。


大沼:本日いただいた意見・要望をふまえて、皆さんの施設として利用いただけるよう頑張っていきたい。


閉会



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